手話パフォーマンスって何?

最近、少しずつ広まりつつある「手話パフォーマンス」という考え方。これは、きいろぐみが生み出した発想です。

今から、20年前、きいろぐみは、はやりの歌に手話をつけて歌うという活動を始めました。これは、もともと手話コーラスと呼ばれていたものから発展したもの。手話コーラスは、各地の手話サークルなどが、手話学習の中で歌に手話をつけて合唱のような形で表現し始めたものが、はじまりでした。でも、これは、みんなが集団で、同じように音楽に合わせて手を動かしながら歌うというもので、体の動きなどもない、ほとんど全員が立ったままのものでした。

これに、さらにリズムや動きをつけ、手話の語順なども、よりろう者のものに近づけて映像的にし、“目で見る歌”を目指したのが、きいろぐみの手話の歌。

きいろぐみは、こうした歌だけにとどまらず、手話を中心とした様々な表現でステージパフォーマンスを繰り広げ、お客さん達に夢を届ける活動を続けています。

手話パフォーマンスには、こうした一般的な歌に手話をつけて歌うもののほか、全員が一つの絵のように手で次々とイメージ表現を繰り広げる手話群舞、リズムに乗せてメロディーを使わず手話で歌っていく手話ラップ、ヒップホップダンスと手話を組み合わせた手話ダンスなど、様々な表現が含まれます。

耳が聞えなくても聞こえても、目で見て共有できる、手話の魅力的なステージ作り。手話を通じて体いっぱいに表現する手話の音楽・手話のアート。これが、私達の目指す、手話パフォーマンスです。

手話パフォーマンスという言葉が生まれたのは、今から20年前。

私達は、この言葉とともに生まれ、この言葉とともに成長し、今、20年を迎えました。

「多くの人に手話の夢を届けよう!!」 この思いを胸に、 私達は、手話の夢の配達人として、これからも、手話パフォーマンス活動を続けます。